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Echo 第19話『名前になる前の同期』
保護圏の奥にある小さな調整室は、仮設にしては静かすぎた。外側の導線から一枚隔てただけなのに、音の残り方が違う。…
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Echo 第18話『設計の外で鳴る合図』
通常個体がきれいに散ったあとも、通路にはまだ夜の薄い振動が残っていた。誰もすぐには戻らない。戻れるのに、戻らな…
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Echo 第17話『拍を変える者の仮定義』
保護圏へ戻ったあとも、誰もすぐには眠気の側へ落ちなかった。戦闘の熱が残っているというより、全員の内側で何かの噛…
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Echo 第16話『型の手前で噛み合う』
保守ブロックを出たとき、夜気は少しだけ乾いていた。第七区画寄りほど人の残り香はない。照明も均一で、案内表示も素…
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Echo 第15話『未完成のまま効くもの』
保守ブロックの簡易検証室は、居住区画よりさらに無機質だった。白い壁。最低限の吸音処理。記録用端末。可動式の小型…
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Echo 第14話『音が戦闘の記憶を持つ夜』
敵が砕けたあとの静けさは、勝利の静けさではなかった。保守ブロック外縁の白い照明が安定を取り戻し、床の案内光も元…
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Echo 第13話『合わせることで見える輪郭』
保守ブロックの隔壁が閉じきる前に、異常は起きた。白い照明の下に入ったことで、むしろはっきりしたとも言える。第七…
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Echo 第12話『まだ戻れない夜』
保護圏へ向かう移動は、静かなほうが不気味だった。戦闘が終わった直後だというのに、第七区画寄りの通路は妙に整って…
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Echo 第11話『境界が崩れるとき』
第七区画の夜は、何かが崩れるときだけ、不自然に静かになる。Ariaが調整区画を出たとき、通路にはもう客の流れが…
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Echo 第10話『知らないまま鳴らす者』
Ariaは、自分が何かを観測されているなどとは、夢にも思っていなかった。第七区画の外れ。営業導線から半歩外れた…
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Echo 第9話『夜の第七区画』
第七区画に近い導線は、夜になると光の質が変わる。保守ブロックの白い照明とは違う。人を安心させるために少しだけ温…
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Echo 第8話『構成者の手前にあるもの』
戦闘のない時間ほど、Oracleにとって厄介なものはなかった。戦場にいるあいだは、考えるべき順番が決まっている…