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Echo 第5話『未完成の名前』
第七居住帯の朝は、夜の熱をうすく残したまま始まる。完全に静かになることはない。搬送音、告知音、開店前の調整音。…
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Echo 第4話『光のある側の夜』
第七居住帯の夜は、戦闘区画の夜よりも少しだけ軽い。軽い、といっても平穏という意味ではない。人が集まり、店が灯り…
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Echo 第3話『記録の夜、知らない名前』
夜の保守層は、昼より静かで、昼より多くの音を隠している。Echo STRUCTURE ZERO の仮設居住区画…
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Echo 第2話『音のない余熱』
戦闘が終わったあとも、Echoの通路にはいつも少しだけ熱が残る。機材の駆動音。遅れて復旧する照明。壁の奥を流れ…
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Echo 第1話『見えない圧の朝』
Echoの朝は、静かに壊れている。都市区画13の東面外壁では、夜のあいだに発生した微細な剥離が、白い粉塵となっ…